キスなどの鮮魚の調達方法は簡単

新鮮な魚を調達する一番手っ取り早い方法は、自分の手で釣ってくることです。遊漁船などに乗って、実際に沖へと繰り出して、自分でサオを出して釣り上げるわけです。そして、釣り上げた魚は氷水を入れたクーラーボックスの中に入れて氷締めして持ち帰り、新鮮なうちに適切に下処理すると、まさに新鮮そのものの魚を食べることができます。これは、一番手っ取り早い鮮魚の調達方法であるのと同時に、一番確実な方法でもあります。何しろ、漁獲から保存、運搬、処理に至るまで、すべての行程に自分自身が関わっているのですから。マスを仕入れてみませんか?マスの種類解説とおすすめのレシピ3選も参考になりますね。
釣りの中でも、とくにキス釣りのように船の小物釣りと呼ばれる釣りは、あまり難しくないので、はじめてという人も手軽に挑戦することができます。最初だけその要領を指導してもらえば、あとは自分一人で釣ることができるのです。つまり、船でのキス釣りはだれもが新鮮な魚の調達できる方法といえるのです。それに、たいていの場合、数もまとまって釣れるので、近所の人や友人に土産として分けてあげることもできます。もちろん天ぷらなどにしてもおいしいサカナなので、だれからも歓迎されます。ただ、遊漁船にはじめて乗るという人は、船酔いが心配になるかもしれません。でも、天気予報の長期予報などを参考に波の穏やかな日を選んで、それまでに体調を整えて準備しておけば、それほど心配する必要はないでしょう。釣り場となるところも、たいていは波の穏やかな海なので、楽しいことをイメージして臨めば大丈夫なはず。
一般にキスと呼ばれている魚は、標準和名はシロギスです。キスの仲間には、ほかにもアオギスというものがいて、東京湾では長年、その釣りが風物詩となっていました。とても引きの強い魚なので釣りファンにとても人気があり、これを狙っての釣りが盛んに行われていたのです。そして、その釣りスタイルというのも、とても興味深いものでした。アオギスという魚はとても臆病な魚なので、静かに釣ることが要求されます。そして遠浅の海に棲息しているサカナなので、海の中に脚立を立てて、その上に腰掛けて静かに釣るという方法がとられていたのです。江戸前の海に点々と脚立の並ぶ光景は、戦前にだれもが親しんだ光景だったのです。ところが、日本の経済成長とともに、東京湾の汚染が進み、それとともにアオギスはすっかりその姿を見かけなくなったのです。今では、その棲息場所は、日本全国で数箇所を残すのみとなっています。そして、アオギスは東京湾では幻のサカナとなり、今では、シロギスが代わりに人気者となっています。